勉強方法総論I

何を用意するか
科目ごとに大きく違いますから、一概には言えませんが、わたしは各分野で薄いまとめ本とわりと厚い説明本を用意することをお薦めします。

暗記科目
暗記については覚えようとせず、リラックスして何度も何度も読むのがお薦めです。その際、同じ分野を違う本で読むとかなり記憶に定着します。
社会科や生物,地学などではハンドブックなど、広い内容が薄くまとめられた本が売られています。そういう内容の本を用意し、まずは薄い本で概要を掴み、同じ分野を分厚い参考書でもう一度読む。

暗記科目を論述式で使う場合は特に、読むときは余白に要約を書くのもいいと思います。要約を頭のなかで構成することで、その論理が記憶によく残ります。線を引くこともおすすめです。この点に関しては現代文の勉強が非常に役立ちます。
線を引く場所を探すこと、線を引くことでゆっくりと読むことになることが重要であり、色をつけることに意味があるわけではないと思います。

純粋に暗記をする場合には、覚えやすく整理をし直すことも効果的です。長々とした部分を図表で整理してください。大量の情報を、いかに少ない時間で把握するか、という視点でノートを作ってみましょう。これは追々例を示したいと思います。

初めから問題集を解くな

参考書をどう読むか
誰しもやり始めはやる気に満ちています。最初のページから丁寧にやっていこうとするんだと思います。

問題集をどう解くか

過去問をどう使うか